ダミーコピーです。
新年を迎えて約2週間が過ぎましたが、
スーパーマーケットの元日営業について、
年末年始に感じたことを書きます。
ダイエーが始めた元日営業。
その頃はコンビニも少なく、元日から営業しているお店も
ほぼ無い状態だったので、ダイエーは元日営業の売上は非常に良かった。
この元日営業の好業績の噂は各社に伝わり、翌年には各社がそろって
元日営業を始め、今では元日から営業しているのが当たり前となっています。
逆に毎日の食事をサポートする食品スーパーマーケットは
2010年あたりから元日営業をやめてきている。
そこで私は、2014年の年末、元日営業する某GMSの食品売場と
元日営業しない某食品スーパーの店舗ウォッチングを行いました。
結論から言うと、元日営業しない某食品スーパーの方が
買い物しているお客様の数、買い物カゴに入れている
商品アイテム数が多かった印象を受けました。
またお客様に「何故、このスーパーに来ているのですか?」と聞いたところ、
「普段は某GMSの食品スーパーを利用しているのですが、
このスーパーは元日営業しないので、大晦日での商品の見切りの良さがいいです。
少し高いお肉も売り切り価格になり、安いんです」という回答が。
さらに元日営業しているGMS、SCを視察してみると・・・
午前中から、SCテナント福袋、衣料福袋にお客様が殺到しているだけで、
お昼すぎまで、食品売場には・・・ほとんどお客様がいません。さみしい・・・。
当初は売上拡大を図るためにスタートした元日営業。
今では31日の目的来店性を低くし、
客数および買上点数を減らす要因になってしまっていると思います。
食品スーパーマーケットに近いGMSも
元日営業しないことをそろそろ考えてみてはいかがでしょう。
元日を休業日にすれば、
従業員の方々もゆっくり家族とお正月を迎えることができるし、
年末商戦で酷使したカラダも癒すことができ、
仕事に対するモチベーションがあがるはず!!だと考えます。
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